無罪モラトリアム
椎名林檎 / 東芝EMI
1999年作品
お勧め度: ★★★★★ 名盤
代表曲
「ここでキスして」、「歌舞伎町の女王」

 椎名林檎、衝撃のデビュー作!ここには彼女が10代の頃に創った曲が収められている。
 「ここでキスして」が当時ダウンタウンDXの主題曲となっていて、CMでも頻繁に流れていて興味を持ったのだが、このファーストアルバムが出た時一見恐そうなタイトルの曲が並んでいて、初め聴くのを躊躇していた。
 しかし実際聴いてみると、1曲目の「正しい街」のイントロから完全にノックアウトされました。歌謡曲、グランジ、パンク、ジャズなど、いろいろな要素をミックスしたサウンドで、音が歪みまくった亀田誠治のプロデュースが冴え渡ってます。巻き舌を駆使し、情念を込めて唄うような彼女のボーカルも強烈。
 ブッ飛んだ言語感覚の「丸の内サディスティック」がお気に入り。デビュー曲を解体しハードコア・パンクとして壊してしまった「幸福論(悦楽篇)」も凄まじい。(普通、曲のタイトルに悦楽なんて言葉使わないよな。。。)情緒的な「同じ夜」もよい。
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by nowhere_land | 2001-01-01 00:27 | 椎名林檎 | Trackback(1) | Comments(5)

勝訴ストリップ
椎名林檎 / 東芝EMI
2000年作品
お勧め度: ★★★★
代表曲
「本能」、「ギブス」、「罪と罰」

 「本能」の看護婦ルックで世間に大ブレークしてしまった椎名林檎のセカンド。
 前作よりエレクトロサウンドの導入の度合いが増えサウンドは少し変貌したが、相変わらず素晴らしい曲がいっぱい詰まっている。
 ブランキージェットシティのベンジーが参加した「罪と罰」を中心に曲名がシンメトリー(対称)となっていたり、収録時間を55分55秒とゾロ目で揃えていたり(ちょっと強引に)などの遊び感覚が面白い。
 「ギブス」は林檎が昔つきあっていたギタリストの彼が腕を骨折していて、ギブスをした腕でギターを弾いていたことからこの名がつけられた。相変わらず曲名からはどんな曲なのかは聴いてみないと判らない。
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by nowhere_land | 2001-01-01 00:26 | 椎名林檎 | Trackback | Comments(0)

加爾基 精液 栗ノ花
椎名林檎 / 東芝EMI
2003年作品
お勧め度: ★★★★
代表曲
「茎」、「やっつけ仕事」

 この3作目はやはりタイトルが強烈です。加爾基(カルキ)と 精液(ザーメン)と栗ノ花は、同じ匂いがするものであり言葉のゴロがいいのでタイトルに採用したとのこと。あまり世間受けするような内容ではなく前作より売上はかなり落ちたが、このアルバムも独自の世界を構築した傑作である。
 「茎」はシングルバージョンよりこちらのアルバムバージョンの方がいいな。切々と唄う「おだいじに」もよい。そして何と言ってもラストの「葬列」がすごい。いくつかの曲が展開していくような構成で、最後に壮絶なカット・アウトで終わる。ビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」に匹敵するような衝撃的な終り方である。
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by nowhere_land | 2001-01-01 00:25 | 椎名林檎 | Trackback | Comments(0)