ペット・サウンズ
ザ・ビーチ・ボーイズ / 東芝EMI
1966年作品
お勧め度: ★★★★★ 名盤
代表曲
「神のみぞ知る」、「キャロライン・ノー」

 ビーチ・ボーイズと言えば「サーフィン・USA」や「カリフォルニア・ガールズ」等に代表される明るく楽しい陽気なイメージが強いけど、このアルバムはブライアン・ウィルソンの内的世界が表現された非常に内省的な作品です。
 ブライアンはビートルズの『ラバーソウル』を聴いて刺激されこのアルバムを作った。この後、ビートルズ(というかポール)はこのアルバムに刺激され『サージェント・ペパーズ...』を創ることになる。
 「無垢の喪失」がテーマであり、一つの恋が生まれ終わっていく過程を描いている。1曲目のポップな「素敵じゃないか」の後は浮遊するような沈んでいくような不思議な音世界が展開されて行きます。「神のみぞ知る」はロック史に燦然と輝く美しいナンバー。ラストの「キャロライン・ノー」での「長い髪の女の子はどこにいってしまったの?」という喪失感にこのアルバムのコンセプトが集約される。そして列車の通過音、ペット(家畜?)の鳴き声でこのアルバムは幕を閉じる。
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by nowhere_land | 2001-01-01 01:26 | Beach Boys | Trackback | Comments(2)